電気と保安 2025年1・2月号

中部電気保安協会が発行する広報誌「電気と保安」です。


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シリーズ電気の安全・安心日常巡視点検のポイントvol.05お客さまとともに守る電気の安全電気を安全に安心してご使用いただくため、当協会の定期点検を受けていただくとともに、お客さまによる日々の巡視点検をお願いいたします。巡視点検を行うことで電気災害や事故・故障の未然防止に繋がります。負荷設備、引込線の巡視点検のポイント01POINT低圧開閉器の損傷による感電にご注意!③負荷設備●カバー等が損傷している低圧開閉器はありませんか?▲カバーが損傷し、電源部が露出している箇所に誤って触れてしまった場合、漏電および感電の恐れがあります。すみやかに電気工事店へ連絡し、改修していただくようお願いいたします。02POINT仮配線(工事)はやめましょう!③負荷設備●電気工事が未完了のままで、仮設状態になっていませんか?▲仮設状態の配線等が損傷すると、絶縁が低下し、感電および火災の恐れがあります。すみやかに電気工事店へ連絡し、正しい配線工事を実施してください。感電入切03POINT高圧充電部への接近に注意!①引込線●引込線付近において、工事計画はありませんか?▲引込線付近で足場を組む作業や高圧充電部に接近する作業では、誤って接触すると感電する恐れがあります。事前に工事の内容を当協会までお知らせください。①引込線②受・変電設備(キュービクル)③負荷設備お客さま設備の概要上記ポイント以外にも電気のご使用について、お困り事等がございましたら、点検担当者へご相談ください。下記の場合は、すぐに中部電気保安協会へご連絡ください。●感電事故の発生時●火災発生の時●電力会社の配電線に波及した故障が発生した時●停電故障発生の時●電気設備に異常がある時電気と保安2025.1・208


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